監修
関島 良樹 先生
(信州大学医学部 神経内科、リウマチ・膠原病内科 教授)

心臓

主な症状/所見

  • 肢誘導低電位、刺激伝導系障害(房室ブロックなど)、心房細動

  • 心室壁肥厚、心室拡張能障害

  • BNP/NT-proBNP高値、高感度心筋トロポニンT/I高値

  • 心胸郭比の増大

  • 左室基部のlongitudinal strain低下(apical sparing)

  • native T1遅延、ECV上昇

  • 99mTc ピロリン酸シンチの心臓への異常集積像

など

症状/所見を評価するための指標

指標名を押すと詳細な説明を見ることができます。

など

心機能の評価と長期的なフォローアップのためには、心アミロイドーシスを認めない場合でも1年ごとに、心電図検査、心エコー検査(心筋壁厚、EF、E/e’)、胸部レントゲン検査および血液検査(BNP/NT-proBNP、高感度心筋トロポニンT/I)などを、 また、可能であればアミロイドイメージング(99mTcピロリン酸シンチグラフィ、PiB-PETなど)も実施することが重要です。各指標の評価頻度については、各指標のページおよび評価頻度一覧をご確認ください。